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世界最古の会社

400年以上の歴史を持ち、「世界最古の会社」といわれる金剛組。
聖徳太子の命を受けて四天王寺を建てるため、
金剛重光ら工匠が百済から 渡来したのが始まりです。
現在もその名は全国の社寺の改修や新築工事で知られています。

金剛組は戦争や天災、また明治時代の
「廃仏毀釈(はいぶつきしゃく)」といった波乱を乗り越えてきました。
バブル期の拡大経営の反動で2005年には倒産の危機にも見舞われましたが
技術力の高さを見込まれて高松建設の傘下に入り、事業を再び拡大しています。

金剛組の内部に宮大工はいません。
専属の宮大工が全国8組、総勢110人います。
互いに競わせることで技術の向上につなげるのが金剛組の方針です。

社寺建築で圧倒的なブランドを築く金剛組。
最近は大手ゼネコンに加えて地場工務店との競争が激しい中
檀家の減少で資金不足の寺も多く、
松本さんは工事の資金となる浄財集めまで提案します。
寺の工事にあたっては住職だけではなく、檀家も施主となります。
地場の工務店を営んでいる檀家も多く、
住職に気に入ってもらっても、檀家の意向で別の業者が 選ばれることもあり
丁寧に施主の話に耳を傾け、
壁に本物のしっくいを使うのか、
見た目や品質は変わらないが安価な材料にするのかなどを提 案します。

「1000年以上にわたって蓄積された技術の高さを実際に見て納得してもらう」
など受注のための工夫を怠りません。

現在は建設物件のアフターサービスを担う「CS部」も開設、
時代のニーズに適応するしなやかさが金剛組の強みになっています。

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