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年輪

樹木の年齢は、年輪を数えれば分かります。
日本では、一般的に1年に1本ずつ環状の模様がつくられるので、
根元の年輪の数から、木の年齢を知ることができるのです。

ところが、年輪がない木もあります。
木は、細胞を分裂させて生長していきますが、
その生長の度合いは気候などの環境条件で異なります。

日本の針葉樹では、春から夏につくられる細胞は壁が薄く形が大きいので、
この部分は淡い色になります(これを、「早材」と言います)

一方、生長が弱まる時期(主に夏から秋)につくられる細胞は、
壁が厚く形が平らなので、濃い色に見えます(これを「晩材」と言います)。
日本では気候が周期的に変化し、
淡い部分と濃い部分が毎年繰り返しつくられるので、
1年に1本ずつ「輪」ができたように見えます。

「年輪」というのは、「輪」が1年に1つできる場合に限定した呼び方で、
正しくは「生長輪(せいちょうりん)」と呼びます。

木材の細胞したがって、
熱帯地方のように1年を通して気候が変わらない地方では、
つくられる細胞に変化がないので、一般的には「輪」ができません
(ただし、雨季と乾季がある場合は、年輪に似たうすい「輪」ができることもあるようです)

また、異常気象などで、1年に2個以上の「輪」ができることもあります。
年輪のない木や、ニセモノの「輪」(偽年輪(ぎねんりん))ができる木もあるのです。

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