/

「木」に使い方

【土台に適した木】

・ 栗の木
なんと言っても土台は栗の木。栗は腐りにくく、しかも虫も食べないほど硬い木です。
日本では防腐剤を注入せずに無処理のまま枕木として使える唯一の木であり、昔の家の土台はほとんどが栗でした。
しかし、ねじれが多く、加工しにくい為、土台に甘んじているという側面もあります。
・ 桧葉(ヒバ)
昔から『ヒバ普請の家には蚊が3年近寄らない』と言われるほど虫に強い木として知られています。
特にシロアリに対してめっぽう強い特性があります。これは、殺菌性のあるフノキチオールの含有量が多いため。
腐りにくく、虫に強く、水にも強い為、昔から土台として利用されています。

【柱に適した木】

・ 桧
見た目の美しさではナンバーワンの桧。
桧の中にも産地によって種類がことなり、吉野桧は節が無く、
その美しい淡いピンクで高級素材として知られて、木曽桧は日本間によく合います。
また、桧から発せられる精油分(あのさわやかな香のもと)には、虫を寄せ付けない成分や、気持ちを落ち着ける効果もあります。
・ 杉
杉は全国各地に広く分布し、中でも吉野杉、北山杉、秋田杉などが有名です。
杉には節が無く通直で、目が細かく、年輪が均一、優美な色と香りなど、非常に美しい木目が特徴です。

【桁に適した木】
・ 杉
長さと剛性など構造上の性能と併せて、見た目の美しさも良い杉が桁にはぴったりです。
桁を隠してしまうケースもありますが、
良い杉を使った桁はむき出しにして、その無垢の杉の上質な質感を味わうのもなんとも贅沢です。

やはり、日本の風土で育った桧・杉が最高の建築材ではないかと私は思っています。
安価な合板類は高温多湿の日本では、長い年月、家を良い状態に保たせておく事は難しいと 思われます。
それに比べて日本材は切るまでの年数分以上は生き続けるといいます。
つまり、100年の樹齢の木ならば110年〜120年は使えるわけです。

全国スケジュール

井上幸一のオススメ

住育ライフ
再築大賞