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国産木材 外国産木材

国産木材と外国産木材ではどのような違いがあるのか?
外国産木材は太くて長いものがいくらでも採れ
欲しいものを欲しい時に簡単に揃えられます。
しかし外国産木材は育ちが良すぎるものが多く
年輪が大きい(すなわち弱い)という問題があります。
年輪が大きいと、乾燥による変形が大きくなってしまうのです。

国産木材は急斜面での育林されるので
長い・大きいものは「価格が少々(1割〜2割)高くなり」ます。
(家全体の金額差は10万〜15万くらいのはずです)
柱は国産木材、梁は外国産木材を使っている家が多いのはこの為です。

国産木材は日本の気候風土の中で育ったために長持ちします。
外国産木材でも中には腐食に強い樹種もあるものの
例えば欧州の材木などは、湿気の多い日本の風土では腐りやすくなります。
(シロアリにも弱くなります)

日本は戦後、失われた森林復活の為に植林をおこないました。
しかし
海外から輸入される木材により需要が低迷し
密植した山が全国各地に現在あります。
それと比例して
林業を営む方達は林業で生計が立たず辞められる方も多くどんどん荒れています。
荒れた人工林は生物多様性にも影響があります。
良い国産材を供給するには、日本の山を元気にしないといけないと思います。
荒れた山は危険が潜み、大雨などで土砂崩れがおこったりもします。

木造住宅の場合、住まい手にとっては
どの木材で建築するのかというのは、とても大切なポイントです。
適切にアドバイスできる人、ホントのことがお話しできる人
(工務店・設計士さんで知らない人多いです。これは習わないからです)
を見つけなきゃいい家づくりは出来ません。
住まい手がそれぞれの違いを確認し、納得のいく選択をしなきゃなりません。

外国産材より木材単価があがっても
長いスパンで見た時の事や国産木材の良さをもっと住まい手に伝えて欲しい。
必要なことだから・・・「住教育」を私は推進しています。

追伸
環境問題
海外から国内に輸送するにあたり、大量のCo2が大気中に排出されています。
昔は、地元の山で採れた木を使用されていました
日本には豊かな森林資源がある国です。
国土に占める森林面積は世界第3位です。

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