井上幸一のみんなで学ぶ「住コトNEWS」

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木の乾燥

木材の乾燥方法には大きく分けて
「天然乾燥」と「人工乾燥」の種類があります。
「天然乾燥」は
屋外で自然の状態で乾燥させたり、半加工品を屋内で徐々に乾燥させる方法で、
「人工乾燥」は
乾燥室内での機械、装置による強制乾燥です。
昨今の住宅は高気密・高断熱化されるケースが多いため
「天然乾燥材」では気密性が損なわれる場合が出てきています。
また
工期短縮や乾燥コスト削減等により「人工乾燥」が主流です。
「天然乾燥」の短所をあげると
・ 木材の損傷防止や仕上がり状態を制御できない。
・ 乾燥にとても時間がかかるため、途中でカビや腐朽菌に犯されたり、虫害にあったりすることで製品化において多くの無駄が出る。
・ 低質な丸太や欠点の多い丸太を使用した場合、その素材のもつ欠点がそのまま出てしまう。
・ 調湿に伴う寸法の増減が大きく、寸法安定性が低い。
長所をあげると
・ 知識不要で誰でも簡単に乾燥させることができる。
・ 乾燥には長期間を必要とするが、乾燥コストはかからない。
・ 色艶や香りを損なうことが少ない。
一方「人工乾燥」の長所をあげると
・ 天然乾燥において発生する損傷を抑えることができ、製品化において無駄が少ない。
・ 到達含水率を設定することができ、使用場所に適した製品を作ることができる。
・ 寸法安定性が高い。
・ 短時間で大量に乾燥材を作ることができる。
短所をあげると
・ 設備・燃料コストが掛かる
・ 色艶や香りが損なわれる。
・ 長期対応住宅にはその素材の劣化がみられ不向きである。
それぞれの長所・短所を考えて「企業理念にあった木材乾燥」を選択すべきです。
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