/

木で家を作れば安心?

よく・・・国産ヒノキ材使用!木造住宅!など

あたかも「木で家を作れば安心!」と
とれるような謳い文句を目にしたりします。
今の住宅をみてみると木造住宅でも見回してみると・・・ ・

・床は合板フローリング
・壁はビニールクロスの壁紙
・建具やドアは塩ビシート貼り
・断熱材はグラスウールやスタイロフォームなど

天井から壁、窓枠、床や床下まで
石油から加工された化学工業製品が使われています。

また、気密性を高めることを重要視しているため、
毎日化学建材に密閉された空間で暮らしている状態です。
古民家は木造ですが、木といえば地場の無垢材です。
家を建てる棟梁が、木の特性に応じて使い分けていました。

それが、時代の流れとともにコストを優先し、
効率的に均一な商品を大量生産するために、
住宅メーカーは 化学建材を使って家づくりをおこなってきました。

ご存知の通り、
合板などは最初は美しくみえますが時間と共に劣化してきます。
見たことありませんか?
少し古い家に行くと、接着効果がなくなり
表面の木目プリントがボロボロに剥げている家を。

また、小さい木材(板材)を接着剤で再構成して作られる
集成材というものも多く出回っています。
これは、工業製品になります。
規格品であるため構造強度を算定できるというメリットもあります。
しかし、構造材である集成梁や集成柱の接着力が弱まったら
建物はどのようになってしまうのでしょう。

そうなると、そのまま住み続けることは出来ませんよね。
住宅の代替わり周期はわずか30年。
ローンが残り、払い終わる前に建て替えを余儀なくなることがあります。
短命な住宅が日本の住宅です。

30年も建てば住宅を建て替えるのが
当たり前のような社会を作ってきたのは、住宅メーカーです。
建物の寿命が短いということは、建築廃棄物を生み出すことになります。
スクラップ&ビルドを繰り返すことによって、
エネルギーを浪費し二酸化炭素を排出し地球環境に悪影響を及ぼします。
その負担を背負うのは、未来の子ども達になります。
まさに悪循環を生み出しているのです。

そして、近年これらの住宅の建材に含まれる
化学物質が人間の体に有害な影響を及ぼしていると分かってきました。
よく聞く「シックハウス」 シックハウスの原因は、
新築住宅で使われている化学建材や接着剤、
塗料に含まれる有機溶剤などの化学物質が、
室内の空気を汚染し 人体に悪影響を与えられています。

その件に関しては、過去の記事にもありますのでご覧下さいね

「シックハウスの真実」

全国スケジュール

井上幸一のオススメ

住育ライフ
再築大賞