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木の強さ

高層マンションやアパートなどの集合住宅を除けば、
日本で建っている住宅のほとんどが木造です。

なんとなく木よりも、鉄やコンクリートの方が、
強くて丈夫だと思っている人も多いのではないでしょうか。

でも、ほうとうは木はとても強く、建築には最適の材料です。
そのことは、なによりも歴史を見ればわかります。

鉄筋コンクリートの建物はおよそ130年前に初めて建てられ現存していません。
鉄構造の橋も、初めてイギリスで建造されたのは230年前です。
それに比べて世界最古の木造建築物は、
1400年前に建てられ、世界遺産になっている法隆寺です。

その上、昭和の高度成長期に工事されたコンクリートや鉄でできた、
トンネルや橋梁などの社会インフラは、
半世紀ほどで大規模な改修工事を必要としています。
また、比重に対する強度である比強度をみても、じつは木造の方が鉄よりも強いのです。

人類が生み出した科学の知恵は、
自然が創造した樹木の生存戦略には、未だに追いつけないということでしょうか。
それほど、木材は強くて理想的な建材なのです。

(おうちの話より)

 

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