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木の強度

木材には干割れの心配と同じように、草テツィマウ心配があります。
でも、法隆寺の実例があれば、木材は条件次第で千年以上もの耐久性がある、
強い材であることはわかっています。

単純なことで、木材を腐らせてしまう腐朽菌は、相応の湿気がある場所に繁殖します。
菌だけではなく、木材を食べてします白蟻も、湿気のある場所を好みます。
つまり、湿気が木材にはいちばんの大敵なのです。

またさらに、木材は乾燥するほど強度が増すこともわかっています。
法隆寺のヒノキが建設当時よりも強度を増し、
千年を経てようやく建立当時の強度になっているといわれます。

その要素にも、乾燥による強度工場が考えられます。

耐久性や強度を含めて、木材の強さを決めるのは乾燥なのです。

伐採直後の樹木の含水率は、構造材としてよく使われる針葉樹では100%を超えます。
木材の含水率というのは、完全に乾燥させた重量を基準にして計算するので、
100%を超えることがあるのです。この樹木が乾燥されて木材として利用されるには、
基本的に20%以下まで乾燥する必要があります。

では現実的にどれほど乾燥させてば良いのでしょうか?

その答えは実際に建てられて使われてきた住宅の
各部位の含水率を測れば目安が分かります。
築30〜150年のデータを見ても、ほぼ共通しています。
こうした自然状態の含水率を、平衡含水率といいます。

家を建てる時に使う木材は、部位によって、
できればこの平衡含水率下げておくことです。
また室内の材は、近年では気密性が高まり冷暖房があるので、
さらに乾燥が必要です。

(おうちのはなし より)

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